☆ご近所の独居老人さんと☆

みなさんこんにちは。柳谷です。

本当にここ最近は台風や地震が続いてますね。
毎日ニュースを見るたびに悲しくなります。

先日の台風21号は、私の人生の中でも最大級の風でした。
京都は盆地ということもあり、台風がやってきても結局はあまり被害が大きくない印象でした。
今回も「最大級」という言葉は聞くけど、きっと例年通りの感じだろう・・・と思って過ごしていました。

ところがどっこい。

午後からの風はものすごく、外を見ると向かいの家の扉は飛んでいくし、近くの高校の屋根はめくれあがっているし、隣の家のシャッターは物凄い音を立ててひしゃげてぐちゃぐちゃになって飛んでいくし・・・。
という、地獄のような光景を目の当たりにしました。

恐怖の時間を家で過ごし、雨が弱まってきて外に出てみると、本当にひどい惨状でした。

そしてふと家の近くに住む独居老人の方思い出して、心配になったのでそのまま走って様子を見に行ってみました。

その方の家の玄関に声をかけると返事があり、扉を開けると中にいらっしゃいましたが、停電になっていたため恐怖で丸まられてました。
「怖かった、何もできなくて、ただただ祈っていた」と涙ながらにおっしゃっていました。「長年生きてきてこんな経験はあまりない」と。

とりあえず、玄関前に散乱していたどこかの瓦の残骸を危険なので端に寄せ、落ち着かれるまでお話をしてから帰りました。

私の両親ももしかしたら将来このように独居になるかもしれないと思うと、たくさんの備えをしておかないといけないなと痛感しました。
これまでの自分自身の災害に対する思いもかなり軽かったので猛省しています。

今日本には65歳以上の単独世帯は592万8000世帯ほどであり、ますます今後増えていくとされています。

その1世帯が自分の親になると思うと、災害時に対する備えだけでなく、ご近所の見回りなどもしっかりみんなでやっていくべきだと思いました。
ちゃんとどこにどんな人が一人暮らしで生活をしているか町内みんなで把握して、声を掛け合って毎日過ごしていくことがまず第一ですね。

私も今まで以上に気を付けて過ごしていきたいと思います(^^)

【優司法書士法人関連サイト】
司法書士を京都・滋賀でお探しなら優司法書士法人 
相続と不動産の名義変更NAVI
優遊ブログ
みんなの家族信託