☆高齢者の免許証返納の話し合い☆

こんにちは。
少しずつ暑さが和らいできて過ごしやすくなってきましたね。
嬉しいけど、ちょっと寂しく感じている柳谷です。

先日お盆に家族で出かけたのですが、帰りに高速を走っているとふらふらと危険な運転をしている車が前に走っていました。
よく見ると高齢者のおじいさんが運転をなさっていました。

事故などは起こってなかったのですが、ヒヤっとする運転で終始ハラハラしました・・・。

私の祖父も95歳で亡くなるまで頭は聡明ではっきりしていたのですが、なんと85歳まで運転をしていました。
85歳のある日、京都の大きな通りで事故を起こしてしまいました。
幸い誰も大きな怪我などは無かったのですが、いたくプライドが傷ついたらしく、しばらく落ち込んでいました。

その後、家族からの説得で車を運転することは無くなったのですが、ずっと「まだ運転できるのに」と言って、たまに涙を滲ませていたこともあります。高齢者になってからも運転できることが唯一の自慢だったようです。

とても落ち込んでいる姿を見るのは可哀相でしたが、私たちは説得してよかったと思います。
頭ははっきりしているけれども体が頭についていかず、一瞬の判断が遅れて事故につながったのです。
あのきっかけがなかったら、もっと大きな事故につながっていたかもしれない。それこそ、誰かが大怪我をしたかもしれない。命を落としたかもしれない。

常に「もしも」のことを考えて、先を見越してこうやって話をすることはとても大切ですね。

次は70を超えた父親の番です。
まだ車に乗っているけど、免許証返納について近々話し合いをしたいと思っています。

遺産の分割の話や遺言などの話よりも近い将来の話なので、祖父の時と同じように「年寄扱いするな」「頭ははっきりしている!」と怒り出すかもしれません。

運転している人ならいつか必ず通る道。
高齢の男性のプライドを傷つけないように、やんわりと、話をしようと思いますうれしい顔

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