☆高齢者福祉の視点から☆

こんにちは。
6月から当事務所の一員とさせていただいております柳谷と申します。
よろしくお願いいたしますうれしい顔

まだまだ分からないことだらけで、毎日が勉強の日々です。

こちらで働かせていただくことになり、今まであまり考えることのなかった家族信託、遺言などのことを考えるようになりました。

そんな中、ふと思い出したことがあります。

私は大学時代社会福祉学部に在籍しており、専攻は高齢者福祉でした。
勉強を兼ねて4年間特別養護老人ホームでアルバイトとして働かせていただいていたのですが、
私の背が小さく、童顔だったこともあり、認知症をお持ちの利用者様たちからはなぜか「住み込みで働いている中学生」と思い込まれてといました。

そこでいたく可愛がってくれる利用者様が数名いらっしゃり、お世話をするたびにいつも
「あんたは子供やのによう働く、家族のために頑張りや。わしが死んだら遺産はあんたに全部やるさかいに」と言ってくださってました。

法律のことなど全く分からない20歳前後の私は「このままお願いして遺言書いてもらったら私がもらえるのかしら目がハート」とちらっと考えたこともありますが(もちろん、その都度丁寧にお断りをしてました)、今思うと、認知症の方々の遺産分割、遺言などは本当に身近な問題なんだなぁと感じます。

その時は何も思いませんでしたが、この先、自分の親が歳を取り、このような問題に直面することは決して無いとは言えません。
そして、直面してから考えるのでは遅いということがよく分かりました。

その時に悩んだり慌てたりしないように、今の時点から親も含めて家族全員で遺言のこと、遺産のことなど真剣に話し合いたいと思っております。

まだまだ分からないことだらけですが、少しずつ学んでいこうと思っております。

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