@戸籍の附票@

日本における個人の公的書面として、戸籍の附票というものがあります。
住所や世帯を証明する住民票と氏名や身分を証明する戸籍を繋ぐ書類として、戸籍とともに本籍地の市区町村にて作成されます。

戸籍の附票には、同じ戸籍に入っている人全員の氏名、住所の履歴が全て記載され、住民票と同じような証明力があります。

登記手続きでは過去の住所履歴の証明が必要になることが多いため、この戸籍の附票が大変役に立ちます。

住民票は市外へ住所移転すると以前の住民票(住民票除票)は5年で廃棄され、取れなくなってしまいます。
なので、例えば20年前に〇〇に住んでいたことを証明したい!と思っても住民票は取れなくなっている事がほとんどです。

これに比べて、戸籍の附票は、戸籍が除籍(全員が死亡又は転籍等で別戸籍に移動する)されてから5年間まで保管されています。
住所移転と違って、除籍、転籍することは少ないため、かなり前のものも保管されていることがあります。

住民票が廃棄されて取れない場合には戸籍の附票を手配してみましょううれしい顔

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