◎コロナ鬱◎

最近、お年寄りに関わる仕事が多いように思います。

コロナ禍の中、自身に何かあった際に、どうするか、いわゆる終活をされる方が増えているように思います。

新型コロナウィルスに感染することにより、いつ何時、命の危機にさらされるか分からない恐怖から、遺言を急いでなさる方もいらっしゃいます。

先日、御相談を受けさせて頂きました方は、コロナウィルスの感染拡大が進む前は、独り身とはいえ、友達が沢山いて、人とある機会も多くあって元気だったのだけれど、緊急事態宣言以降、人とお会いする機会が激減して、自身に何かあった場合にどうなるのか考えるけれども、結論を導き出せない、考えたことを行動に移す気力もなくなり、やせ細っていらっしゃいました。その中で、ケアマネージャーさんが、今後の財産管理を含めて相談に乗ってほしいとの話でした。

こうなってくると、非常に心配の状態です。親切なケアマネージャーさんがついていらっしゃったので、ぼちぼち、改善する方向に向かうと信じておりますが、その方法を決断することもすごい体力を使うことになります。

任意後見、法定後見、見守り契約、任意代理契約、死後事務委任契約、遺言、いろいろな契約であったり、制度についてお話しました。選択肢がいろいろあるんだということで、少しでも安心を届けられたのであれば嬉しく思いました。

そういう状態になって、必要性を感じることになるのが、世の常ですが、できれば、元気なうちに、元気な思考能力があるときに、決断されることをお勧めします。

これから、ますます、予断を許さない世の中になる予感がしますが、将来のことで決めなければならないことを、今のうちにしてもらえれば、きっと良いと信じております。

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