@親族連署の登記願書による所有権移転@

仕事をしている中で、珍しい登記原因を見つけました。

「明治〇年〇月〇日親族連署の登記願書」

初めてみました。

調べてみますと、明治初期の地券制度の時の土地取引であるとわかりました。

地券制度の時は、府県庁に連署で出願して、新しい地券の交付を受けて所有権移転の効力発生としていたようです。

今回は親族連署と記載してあるので所有権保存の申請だと思います。

登記申請の経験は豊富なつもりですが、過去のことでも知らないことがたくさんあります。

登記制度は難解ですが歴史も含めて勉強していかないといけないと思いました。

 

参照 国土交通政策研究所 我が国の不動産登記制度の沿革について

https://www.mlit.go.jp/pri/kikanshi/pdf/2017/67-6.pdf

 

 

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