@日本政策金融公庫からの融資@

日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫、旧農林漁業金融公庫、旧中小企業金融公庫、旧国際協力銀行)から融資を受ける場合、他の金融機関とは登記手続きが少し違います。

他の金融機関は(根)抵当権設定登記と融資の実行が同時であることが一般的です。ですので、融資実行に司法書士が立会い、書類をもらって融資が実行されたらすぐ法務局に行って登記申請します。

しかし日本政策金融公庫の場合、先に(根)抵当権設定登記を申請し、完了して初めて融資がおります。したがって司法書士が金消や融資実行の立会いをしなくても、お客様と日本政策金融公庫から先に書類を受け取って融資実行予定日までに登記申請をすればよいのです。これは司法書士にとって時間を拘束されないのでありがたい仕事かもしれません(司法書士にとって取引日がかぶると大変です・・・あせり

日本政策金融公庫の場合、書類をもらったその日に登記申請をしなくてもよいため、お客様自身で登記をされる方もいるかと思います。ただ、法務局に何回も足を運ぶことになってしまったり、登記を正確に出来ず融資がおりなかったりといった危険性があります。
融資までの手続きを確実にする為にも、司法書士にご依頼いただくとよいかと思います。うれしい顔