☆定款を見たい☆

定款とは、会社などの法人の活動目的や機関などを定めた、いわば基本ルールのようなものです。会社設立の登記をする際には、定款を提出して申請しなければなりません。そのことをご存知だからでしょうか、「会社の定款を見てみたい!どんなルールになっているか知りたい!」ということで、法務局に行き請求される方が数多くいらっしゃいます。

ですが、法務局でその定款を閲覧できるのは利害関係人の方に限られており、どなたでも自由に閲覧出来るわけではありません。加えて、会社設立時から定款が変更されている場合もあります。

基本的には定款はそれぞれの会社が保管されているものです。司法書士に依頼されていれば、コピーを保管していることもあります。また、設立時の定款は、公証人役場で保管されている場合もあります。ちなみに、法務局で請求できる「登記簿謄本(登記事項証明書)」に定款のポイントとなるところだけは記載されていますので、詳しく調べたいとわけでなければ、登記簿謄本を請求して事足りるかもしれません。