◎不動産売買取引の儀式◎

21年近く司法書士をしておりますと、不動産取引も数えきれない程立ち合いしております。

20年ほど前は、結構不動産業者さんが、決済を取り仕切り、開会のあいさつから閉会のあいさつまで取り仕切る不動産売買決済が多くありました。

その中で、司法書士は演者のように、仕切りの指示の順番で、書類の説明と押印をもらい、必要書類をお預かりするといった手続きをしていきます。

最近は、あまりなかったのですが、先日、久しぶりに、その手の儀式のように、不動産業者さんが取り仕切る形での立会をさせていただきました。

しかも、そこそこ若い年代の方でした。久しぶりだと逆に新鮮でした。

慣れている人間からすると、邪魔くさい説明は要らないとおもうかもしれないけれど、初めて参加される方には、厳かな感じで、重厚感がでるかもしれないですね。

一般ユーザー様は、一生に1度か2度のこと。不動産業者さんも司法書士のことも、他をご存知ないので、こんなもんかとお思いになられることでしょう。ただ、不動産業者も司法書士も千差万別です。良いも悪いも、様々だと思います。

 

取引立ち合いは儀式なので、できる限りスーツにネクタイ着用して参加しております。

これからの季節、クールビズの方が環境に優しいので、そうすることになろうかと思いますが、儀式の演者とするならば、スーツにネクタイで参加した方が、お客様の思い出には残りやすいのではないかと思ったりします。多分誰も気にしていないことではありますが、それを頑なにできるかどうかも重要な気がします。

どうでも良い話でした。

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