☆相続や遺言についての親への切り出し方☆

こんにちは、台風が多発していて不安定な気候ですね。
雨より風が怖い柳谷です。

先日、家に帰ってテレビをつけると「相続や遺産分けについて、親にどう切り出すべきか」ということをやっていました。
遺産のことは気になるけど、その話をしたら「老いぼれと思っているのか」「金が欲しいのか」「もうすぐ死ぬと思っているのか」などと親が怒り出すかもしれないのでなかなか切り出せない、という問題でした。

確かに、はつらつとした元気な高齢者の方々はたくさんいらっしゃるし、突然死んだ後のことを子供から切り出されたらびっくりされるかもしれませんね。

でも、「元気なうちだからこそ」話し合わないといけない話題です。

では、どんな風に切り出すのがいいのでしょうか。

一番いい切り出し方は「自分たちの話ではないように話を切り出す」ということでした。

「昨日、テレビで見たんだけど相続でこんな問題があるんだって」
「〇〇さんのところでは介護をしているけど、こんな遺言がなされていたんだって」
「△△さんの兄弟、家をどうするかでもめてるそうだよ」
「法改正で相続税がかかる人がふえたらしいよ」

などです。

そこで日常会話をしてから、「そうそう、うちではどう考えてる?」という風に話を進めていくといろいろ話ができそうですねうれしい顔

また、「銀行に行ったらそこの銀行員の人に信託をすすめられたよ」や、
「知り合いの司法書士の先生が相続税について教えてくれたんだけど」など、「専門的な知識を持つ知り合いから聞いたんだけど」、という風に話をし出すのもいいかもしれません。

私もそろそろ話し合わないといけないのですが、やはり元気な両親を見ていると現実的な問題でない気がして、なかなか話し合うことができなのが本当のところです。

また近いうちに親とそんな話し合いを持つことができたら、こちらにてご報告いたしますウィンク

【優司法書士法人関連サイト】
司法書士を京都・滋賀でお探しなら優司法書士法人 
相続と不動産の名義変更NAVI
優遊ブログ
みんなの家族信託