◎疎遠で亡くなられた方の相続手続き◎
相続手続きでも、よく分かっている方が亡くなられた場合の手続きと、全く分かっていない中で、戸籍上相続人ということで行う手続きで、大きく異なります。
相続手続きには、大きく、相続人の確定、遺産の確定が必要になります。
最近多く取り組んでいる事案は、疎遠の相続人に連絡とって、相続手続きをしたいという要望がございます。
相続人であれば、相手は生きておられるので、話をしていくことになるのですが、亡くなられた方と疎遠で、現状を把握していない中で、亡くなった場合です。
相続人確定は、戸籍を取得していくわけですが、直系ではなく、兄弟姉妹や甥姪が相続人になるようなケースでは、戸籍の量も多くなり、戸籍取得も簡単ではありません。
遺産の特定という部分では、身の廻りにあった通帳類とかで特定したりするわけですが、見つかる通帳に年金振込の履歴などないとするならば、年金事務所での支払先口座の調査をしたり、信用情報調査を銀行系、消費者金融系、クレジット系の調査をしたり、遺言が残されてなかったかを公証人役場で遺言検索システムで調査したり、生命保険については、生命保険照会制度を使用して内容把握に務めたりします。
ここまででもかなりの骨の折れる作業となります。
だから我々代理人が代わりにする価値が出てくるのでしょうが。。。
疎遠の相続人が10人を超えていらっしゃったりしますと、どんな方かもわからない中で、通知を送り、話を前に進めていかなければなりませんので、これまた骨の折れる作業となります。
そう考えると、どうしても、費用も時間も多くかかってしまうことになります。
これを自身でなされるとなったら、気が遠くなる作業となります。
もし、そういうことで何とか自分でしようとしたけれども、行き詰まってしまった方いらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
最近も、途中で依頼を下さる方が多くいらっしゃいます。初めから依頼された方が早い場合も多いかと思います。
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